ペインクリニック

 例によって治療の話。
 わたしは頸椎関係の疾患(病名は内緒)と腰椎関係の疾患(こちらは5S椎間板ヘルニア)を患って数年以上、腰のヘルニアにいたっては3年前に手術しても完治せず十数年来のつきあいとなる。その間に、数限りない治療法を試してきた。このブログでも書いた鍼灸もそのひとつ。ただ、コストパフォーマンスの問題で鍼灸はやめた。今は今年6月くらいからお世話になっている横浜、上大岡のペインクリニックにほぼ週一度通っている。

 ひとことで言えば、このペインクリニックの院長は素晴らしい腕前だ。効く効かないはひとそれぞれだろうが、少なくとも大病院の整形外科で散々待たされてブロック注射をしてもらうくらいなら、この病院でやってもらったほうが、早いし巧いしアフターケアも万全で安心。

 もともとは頸椎疾患の関係で(これは不治の病なので痛みを緩和するしかない)ここを見つけた。星状神経節ブロックという喉元に打つ注射がメインである。5,6回通って注射を受けると大分楽になるのでそれからだましだまし過ごし、また辛くなると行くというパターン。値段も保険適用だから1000円台と安い。有名なNTT東日本のペインクリニックから独立した凄腕の先生なので早業だしきさくなトークで不安もなく安心して治療を受けられる。わたしにあっているのか、頸椎は随分と楽になった。でしばらく治療はお休みしていた。

 ところが三週間前から持病の腰椎ヘルニアの症状が出てきてなじみのある痛みがジンジン腰と右足に出てきたので、これはいかんと思い、今日ここで硬膜外ブロックを腰に打った。この手の治療は何十回と過去に受けたことがあるが、今回これほど巧い注射は始めてだった。現時点効果は持続中。もちろん継続しなければならないが、相変わらずの早業と正確なピンポイント注射には恐れ入る。

 ここではあらゆるブロック注射をやっている。筋肉へのトリガーブロックから頸椎、腰椎、関節、ひどいヘルニアには経験したひとのみぞ知るいたーーい神経根ブロックもやる。少なくとも10数年間、この手の痛みと闘ってきたわたしが知る限り、ブロック注射では文句なし、最高峰の医者だと思う。もちろん極めてハートフルな先生で、いわゆるドクハラのかけらもない。
 ブロックは、わたしのような脊椎系の病気持ちでなくても色々と効果があるようだ。花粉症や自律神経失調症その他、通常の病院ではなかなか治療できない疾病にも効果があるという。もちろん、末期ガン等、痛みを和らげることでQOLを高める役割も果たす。
 困るのは来年春には大阪に引っ越す予定なので、この先生と同じような相性があるペインクリニックがあるかどうかだ。引っ越し前に紹介状は書いてもらうが、どうなんだろう。医者と患者というのは、信頼関係が8割くらいをしめると思うので、同じくらい好きになれる医者に出会えるかどうか、かなり疑問。そもそも気分良く治療を受けられる医者が少ない世の中だからね~。まず患者に安心感を与えること、医者にとって一番大事なことだと思うのだが、そういう医者が少ないってのはどうかしてますな。。。。

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ダイエットは難しいなあ

 二週間前に体重を量ったらなんと65キロあった。これはわしがこれまで長く生きてきた中で経験したことのない数字である。わしの適性体重は58-60。重くても62まででそこで気付くと少し食べ物を控えて60キロに戻るという感じだったが、油断している間に65キロまでいってしまったのだ!思えば昼間にカレーうどんを食ったり、晩飯に唐揚げを食ったりしていたなと反省。ダイエットを決意。この二週間、昼間にざるそば0.5枚、晩飯は野菜サラダとざるそば0.5枚+枝豆というメニューできた。もともと朝は喰わないので、これで3日間で3キロ落ちて62までいったのだが、そこからがしぶとい。ちょっと油断すると63キロになるし、絶対に62キロを切らない。そこでこりゃあリトル断食しかないなと思っている。もともと食にはまったくこだわらないので、喰わずに水とビールだけで数日くらいは楽に過ごせる。とにかく60を切る、それも数日以内に。やってやるぜ。

 しかし面白いものだと思う。体重うと言えば西暦1996年あたりから原因不明の急減に見舞われ、一時は48キロまで落ちたことがある。この状態は2001年くらいまで続いていて、毎晩たらふくラーメンだのカツ丼などを喰って、翌朝体重計をみて何とか50キロを超えてくれないかと思っても、一向に増えず、ひたすら48キロを切らないだけで精一杯だった。さすがに身長は168センチあるので50キロを切ると辛い。病院にいってすべての検査をしても原因不明で、身体に力が入らずほとほと参った記憶がある。しかし、なぜか2002年あたりから増え始め、あっというまに今の状態に達してしまった。食べても食べても体重が減っていたあの頃と食べなくても減らない今との違いはいったい何なのか、さっぱりわからん。言えるのは、適性体重が一番だといいうこと。
 50キロを切っていた数年はほんと骸骨みたいにガリガリでパワーもなく夢遊病者みたいな気分で辛かった。かといって、62キロオーバーの現在は身体が重すぎてとにかく疲れる。美食に興味はないから、適性体重を保つ宇宙食みたいなパックがあれば、365日それでいいんだが(笑

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はり50本

「はり100本」という本が売れているらしい。最近この先生は「笑っていいとも増刊号」で出たので知っている人も多いだろう。患者は芸能人やスポーツ選手などセレブ御用達だしどこに治療院があるかも不明だから一般人がかかるのは難しいかもしれない。

でもこの先生も言っているように、腕が良いからと遠方に高い金を払って月1回いくよりは、近くにかかりつけの鍼灸院を見つけて週に一回でも通ったほうがずっと効果がある(と思う)。鍼灸師はそれぞれ個性があるので、あうあわないもあるから、自分にあった先生を見つけた方が良い。

わたしは先日日記に書いたとおり、バスで20分のところに見つけた鍼灸院に週一で通っている。今日で3回目だが、ここまでのところものすごく気に入っている。値段は6000円と高めだが、その分1時間10分くらいたっぷりと治療してくれるので割安ではないだろうか。それだけではない。この先生は、はり100本とはいかないが、50,60本くらい全身に打ってくれる。前の鍼灸院では患部周辺に10本程度だったのだが、この先生はお腹から始まって足首や足の裏、スネなど下半身から上腕部、肩、手、首、こめかみ、頭のてっぺんまで鍼だらけにしてくれるのだ。仰向けで30本、うつぶせで30本というところか。さらに、いわゆる「響かせる」鍼灸でわたし好みなのである。前の先生はソフトすぎて物足りなかったが、この先生は結構ずーんとやってくれる。これが嫌いな人もいるらしいが、わたしはこちらのほうが良い。決して痛いわけでなく、イタ気持ちよい。

その代わり治療後、その日はだるくて眠くて仕方がない。特に患部である左肩は集中的に鍼を打つのでもうヘロヘロにだるい。今キーボードを打つのも嫌って感じなんである。で大抵9時には寝てしまう。

でも翌日はすっきり!わたしの場合1年も放置してあったので2回や3回で良くなるわけがないので、翌週治療に訪れるときには大分元の状態に戻っているが、少なくとも治療後3-4日間は快適である。

週6000円は痛いが、症状がマシになれば隔週にしてもいいわけだし、それだけの甲斐はあると今のところ思っている。それにしても眠い…。9時まであと3時間、もつかな?メシなどいらんから眠りたい気分(^^)

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鍼灸治療

 これまで通っていたところに物足りなくて、初めての鍼灸治療院に今日行ってきた。
 第一印象は◎。前の治療院よりも少し料金が高いが、そのぶん1時間みっちりマンツーマンでやってくれる。しかもそこの方針ということで、痛いところだけじゃなく全身やってくれるから、逆に割安。
 それにしてもわたしの身体はボロボロらしい。施術師いわく、人間の持つ「気」、自然な回復力みたいなものがほとんど感じられないそうな^^;;。原因はというと、わたしが病んでいる色々な肉体的な病気ではなく、精神的なストレスとこれまでの人生でたまってきた疲れということらしい。鬱病になったことはありますか、と言われたが、確かにそういう時期もあったし、今は今で仕事もプライベートも不安定な生活を送っていてストレスがたまっているから、このひとの言うとおりだ。しかも何十年もむちゃくちゃな生活をしてきて内臓もとことん弱っているらしく、首や肩や腰を治しても、この根本的な部分を何とかしないとだめとのこと。うーん、わずかな時間でわたしの人生まで当ててしまうというはできる!と思ったり(笑)

 で、今日は全身鍼だらけ。ヘルニアの手術の後遺症である右足の裏の腱膜の異常も治すとかで鍼をされたが、これは結構痛かった。汚れた血が数カ所たまっているらしく、それは今度抜いてくれるという(どうするの???)^^;; 効果はこれからみていくところだが、いつも冷え切っている脚が今もぽかぽか暖かい。まあ、この駄目な身体を治すには時間がかかるようなので、じっくりやるか(笑)

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クスリとわたし

 今に始まったわけじゃない。10数年前まではクスリとはまったく縁のない暮らしをしていたが、あるときからクスリを常用し始めて、ここ3,4年ほどはクスリなしでは過ごせない身体になってしまった。かといって強いクスリを飲んでいるわけではないのでまあいいんだけど、肝臓には負担かかるだろうね。ちょっと銘柄を紹介しておこう。

<現在服用中>
デパス…朝、昼、晩、就寝時に0.5。これなしではいられない、もっとも重要なクスリだ。就寝時は睡眠薬代わりだが、あとの三回は頸部痛と腰痛を緩和するために使用している。簡単には処方してもらえないクスリなのだが、わたしの場合大学病院から大量に入手できるので助かっている。もう5年以上常用しているが、もちろん体調が良ければ回数は控える。もともとは1服用していたが、自分で0.5に落とした。常習性があるので注意。
リボトリール…就寝時のみ0.5。デパスとあわせて睡眠薬代わりに使用。本来抗てんかん剤だが、筋肉弛緩の効果があり、首や腰が痛くて眠れないひとにはよく効く。これもこの1年で1から0.5に減らした。常習性があり、飲むのを忘れると朝まで一睡もできない。やばいなと思うが、いまのところ絶つ気にはなれない。
プロレナール…血行を良くする薬で昼に1。痛みで筋肉が硬直すると血行が悪くなりよけいに痛くなる。が、この薬でずいぶん楽になる。
ロキソニン、カロナール、ロルカム…鎮痛消炎剤。山ほどストックがあるが、副作用もきつく常用はまずいので痛くて耐えられないときに服用する。頻度としては週に1,2度かな。できれば縁を切りたいものだが、風邪で発熱したときにも使えるので大事に保管しておくと重宝する。
テルネリン…筋肉の緊張をほぐすクスリだが、デパスを飲んでいると必要ないのでよほどでないと飲まない。
メチコバール…何の役にも立たないビタミン剤。
ロフピノール…3、4」年前まで服用していた本当の睡眠薬。不眠症で飲んでいたのだが
常習性があり絶ったときには大変だった。今は前述したデパスとリボトリールでぐっすり。
しかしストックが山ほどある。
トフラニール…抗うつ剤。5年前まで服用していたが、医者が鬱病と勘違いして処方された。おもしろいのでしばらく飲んでいたが意味なし。わたしは厭世家だが鬱病ではない。医者ってほんといい加減じゃ。

市販薬・サプリメント…ナップルドリンク、マルチビタミン、DHA/EPA、ウコン、肝臓疾患薬、恵命我神散。

まあ、クスリだらけでそれだけで腹が一杯になるね。

おかげで肝臓の数値が一気に悪化してレッドゾーンに入っている。
そのために肝臓のクスリも飲む…。
悪循環だわな(笑)

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椅子がこわい

 夏樹静子さんに同名エッセイ「椅子がこわい」から引用させて頂いた。腰痛持ちの管理人のここ一、二年ほどの心理がよく表れている言葉である。
 管理人がそもそも腰を痛めたのは10年前に遡る。ゴルフが原因だったと自分では思っているが(本当のところはわからない)、L5/S1の椎間板ヘルニアを突如発症し、行動不能に陥り、二ヶ月間の寝たきり生活を余儀なくされた。当時かかった医者があくまで手術を勧めず療養に徹しなさいという方針だったので管理人は郷里の京都に帰り、まるまる二ヶ月、養生に徹したのである。当時はサラリーマンだったのでそれまで使ったことがなかった有給休暇を全部使い、さらに上司の配慮もあって二ヶ月休職状態でも経済的には問題なかった。幸運なことに身体にメスを入れることなく二ヶ月後には回復し仕事に復帰し、以後ほぼ10年近く何事もなく暮らしていたのであるが。。。
 二年前、身体に良かれと思って始めた水泳のせいで(これも本当のところはわからないが)、再びヘルニアが再発。今度も極力手術を避ける方針で1年間クスリにブロック注射にリハビリにとがんばったが一向に良くならなかった。10年前と違うのは、今の管理人は脱サラしているために長期間仕事を休めないということである。管理人のようなフリーは、休日=無収入であるから、1ヶ月養生しろと言われても無理な話で、どうしても鎮痛剤を服用しながら仕事をしてしまう。しかもそれがデスクワークだから腰に悪いこと甚だしい。そのせいか一向に回復せず、それどころか右足の感覚がどんどんなくなり、クスリの飲み過ぎで胃腸も荒れてきて最悪の状態になってきたので最後の手段として手術に踏み切った。それがちょうど昨年の1月のことである。10年前と違い今の手術の技術は発達しており、入院は10日という短期間で済んだし、さほど痛いとも思わなかったので、それはそれで良いのだが、問題はヘルニアの症状がまったく改善しなかったという点である。
 
 実はこれは珍しいことではない。胃潰瘍や盲腸や内臓の手術と違って、椎間板ヘルニアという脊椎神経系統の病気は、手術してすっきりりさっぱりするひともいれば、まったく変化のない人もいるし、かえって悪くなるひともいるのである。逆に一切病院に通うことなく、ひいひい泣きながらも何とか暮らしていると1年くらいで治ってしまう場合もある。手術を勧めたり勧めなかったり、医者によって対応が180度異なるのは、手術の効果が不確かでありりそのうえにリスクを伴うからだ。管理人は今でこそ手術したことを後悔しているが(効果のない治療に30万円も払っていることと、一度メスを入れると後の治療がやっかいなのだ)、わかっていて決断したことなので仕方ないと思っている。当たりかはずれかどちらに入るか、賭けてみたのだが、はずれのほうに入ったわけだ。
 
 ということで手術後1年以上経つが、管理人の腰痛と右足の痺れはまったく改善していない。医者はと言えばお手上げ状態。そりゃそうだろう。写真だけを見れば異常なし。しかし痛みは変わらないとなれば、西洋医学では対処のしようがない。今の管理人は足がしびれて15分と立ってられないし、足が燃えるように熱くなって30分と椅子に座っていられないし、腰も痛くてたまらないが、何とかだましだまし仕事をしている。永遠にこの状態が続くかもしれないと考えると憂鬱になるが、まあ人間というものは、いい歳になれば持病のひとつやふたつはあるわけで、管理人のように不摂生な生活を送ってきた人間は生きているのさえ不思議なくらいだから文句は言えまい。第一、これがヘルニアじゃなくて糖尿病や肝臓病だったら好きな酒も飲めやしないわけで、酒が飲めるだけでもマシである。
 ただ頭では理解していても痛いものは痛い。だから管理人はかつての夏樹さん同様、椅子がこわい。この二年間、「椅子がこわい」生活を送ってきたが、これからも永遠にそうだろう。ああ~椅子がこわい。。。(笑)

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